先日、ある方とお話しをしていました。
これまでにたくさんのことを乗り越えられてきた方で、
ご自身の経験を静かに語ってくださいました。
その方は、最近の出来事をきっかけに心理学を学びたいと思うようになったそうです。
「こういうことがあったことで、
今これを学びなさいと言われているような気がしたんです。」
その言葉に、私は深く感動しました。
自分の心の声をまっすぐに受け取り、行動に移す――
それはまさに潜在意識からのお知らせをキャッチできる人の姿だと思ったのです。
1. 「お知らせ」は、外からではなく内側からやってくる
私たちはよく言いますね。
「虫の知らせがあった」
「神様のお告げのような気がする」
まるで外の世界が何かを伝えてくれたように感じる瞬間。
でも実は――それはあなた自身の心の奥からのメッセージかもしれません。
潜在意識には、私たちが生まれてから今までのすべての経験の記憶が
静かに蓄えられていると言われています。
だからこそ、表面の思考では気づけない“必要な答え”を、
直感という形で知らせてくれるのです。
2. 理由を探さずに、感じるままに受け取る
けれど私たちは、つい「理由」を求めてしまいます。
「なぜそう思うのか」「根拠はあるのか」と。
頭で考えすぎると、潜在意識の声はかき消されてしまいます。
だからこそ、ときにはこうしてみてください。
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理由はわからないけど、すごく惹かれる
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それを考えるとワクワクする
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逆に、なぜか強く嫌な気持ちになる
それが、あなたの内なる感覚=潜在意識からのメッセージです。
3. 潜在意識を信じると、可能性は無限に広がる
直感に従うことは、少し勇気がいることかもしれません。
でも、潜在意識はあなたを一番よく知っている“もう一人のあなた”です。
その声に耳を傾けることで、
想像もしなかった出会いや発見が訪れることがあります。
あるいは、危険を自然に回避できることも。
思考で描ける未来は、ほんの一部にすぎません。
心の奥の声を信じるとき、私たちの可能性は本当に無限になるのだと感じます🌙
あなたの中の“もう一人の自分”から届くお知らせ。
それに気づく感受性を、少しずつ育てていきたいですね。
🕊️ この記事は、日本心理カウンセラー養成学院(JTC心理学院)の講師によって過去に執筆された内容を再掲載したものです。
内容は当時の情報をもとにしていますが、今も心に響くテーマとしてお届けします。


