仕事や家庭、友人やパートナーとの関係の中で、
思うようにいかないことがありますね。
そんな時、私たちはつい、こうつぶやいてしまいます。
「私はダメだな…」
「なんで私ってこうなんだろう…」
悲しくて、悔しくて、寂しくなる――
でも、そんなあなたに、伝えたいことがあります。
1. あなたは「生きる」ということに、一生懸命取り組んでいる
何かを成し遂げたかどうかに関係なく、
私たちはみんな、毎日を一生懸命生きています。
あなたの血は休むことなく流れ、
細胞のひとつひとつがあなたを守り、輝かせようとしています。
たとえ今、あなたが自分を好きになれなくても――
あなたの身体は、あなたのために生きています。
あなたの中の無数の小さな命が、あなたを愛してくれています。
だから、どうかその存在をまるごと受け入れてあげてください。
2. 「うまくいかない」のは状況であって、あなたではない
仕事でのミス、人間関係のすれ違い、恋愛の不安…。
その出来事がつらくても、
あなた自身の価値とは関係ありません。
悩みの中心にあるのは「状況」であって、
あなたという存在そのものは、
ずっと尊く、かけがえのないままです。
状況を責めることはできます。
でも、自分自身を責める必要は、どこにもありません。
3. 自分に「ありがとう」と声をかけてみよう
もし今、何かにつまずいて落ち込んでいるなら、
心の中でこう言ってあげてください。
「〇〇(うまくいかない状況)だけど、
私は一生懸命生きているよね。ありがとう。」
それだけで、胸の奥やおなかのあたりが
少し温かくなるのを感じるはずです。
それは、あなたがあなたを愛しはじめたサイン。
あなたの細胞たちが「やっと気づいてくれた」と
喜んでいるのかもしれません🌸
どんなあなたも、責める必要なんてありません。
あなたは、今日もちゃんと生きています。
それだけで、本当に素晴らしいことなんです。
🕊️ この記事は、日本心理カウンセラー養成学院(JTC心理学院)の講師によって過去に執筆された内容を再掲載したものです。
内容は当時の情報をもとにしていますが、今も心に響くテーマとしてお届けします。


