「私はダメだ」と責めそうなときに思い出したい3つのこと ― 一生懸命生きているあなたへ

こころの整え方

仕事や家庭、友人やパートナーとの関係の中で、
思うようにいかないことがありますね。

そんな時、私たちはつい、こうつぶやいてしまいます。

 

「私はダメだな…」
「なんで私ってこうなんだろう…」

 

悲しくて、悔しくて、寂しくなる――
でも、そんなあなたに、伝えたいことがあります。

 


1. あなたは「生きる」ということに、一生懸命取り組んでいる

何かを成し遂げたかどうかに関係なく、
私たちはみんな、毎日を一生懸命生きています。

あなたの血は休むことなく流れ、
細胞のひとつひとつがあなたを守り、輝かせようとしています。

たとえ今、あなたが自分を好きになれなくても――
あなたの身体は、あなたのために生きています。
あなたの中の無数の小さな命が、あなたを愛してくれています。

だから、どうかその存在をまるごと受け入れてあげてください。

 


2. 「うまくいかない」のは状況であって、あなたではない

仕事でのミス、人間関係のすれ違い、恋愛の不安…。
その出来事がつらくても、
あなた自身の価値とは関係ありません。

悩みの中心にあるのは「状況」であって、
あなたという存在そのものは、
ずっと尊く、かけがえのないままです。

状況を責めることはできます。
でも、自分自身を責める必要は、どこにもありません。

 


3. 自分に「ありがとう」と声をかけてみよう

もし今、何かにつまずいて落ち込んでいるなら、
心の中でこう言ってあげてください。

 

「〇〇(うまくいかない状況)だけど、
私は一生懸命生きているよね。ありがとう。」

 

それだけで、胸の奥やおなかのあたりが
少し温かくなるのを感じるはずです。

それは、あなたがあなたを愛しはじめたサイン。
あなたの細胞たちが「やっと気づいてくれた」と
喜んでいるのかもしれません🌸

 


 

どんなあなたも、責める必要なんてありません。
あなたは、今日もちゃんと生きています。
それだけで、本当に素晴らしいことなんです。

 


 

 

🕊️ この記事は、日本心理カウンセラー養成学院(JTC心理学院)の講師によって過去に執筆された内容を再掲載したものです。
内容は当時の情報をもとにしていますが、今も心に響くテーマとしてお届けします。